《完》シークレットコードにご用心

動揺しつつも言葉が
返せないでいたら、光琉が
からかうみたいにあたしを
覗き込んできた。


「なんだよ?

もしかしてオレらと一緒に
行動して、記者の腕が
どってことないって
バレるのが怖いのか?」


「はっ!? なんですってぇ!!?

んなわけないでしょっ!」


誰がんなこと
心配するかってゆーの!


取材&実地調査には
自信あるんだから!


「んじゃー何戸惑ってんだよ。

ホラ、サッサと行くぞ」


言うと光琉は、ホントに
サッサと荷物を持って、
もうドアの方へ歩き出してる。


「え、あ、ちょっと――…!」