或いはこんなスクールライフ

「そ、そんな…」

石柱の上で、ラビさんが腰を抜かすのが見えた。

その表情は絶望、そして悲壮。

無理もない。

ニーズヘッグから助け出された事で、彼女は一度は安堵感を味わっていた筈だ。

その喜びが一転、再び最悪の状況へと叩きつけられたのだ。

絶望するのが普通の感覚。

…唯一人を除いて。

「このっ、ジズ…!」

勝負にならないほどの巨大な鳥王を前にして、尚も挑みかかろうとしているのはガルル君だった。

あの圧倒的なまでの巨体を前にして、全く臆していない。

僅かも怯まない。

それに彼は、頭上の巨鳥王…ジズを知っているような口振りだった。