誉めてくれるのも見直してくれるのも嬉しいけど、それらは全て事が終わってからだ。

今は一分一秒でも時間が惜しい。

「ラビさんの匂いを追って、ガルル君」

大剣を鞘に納め、私はガルル君と共に天空険道の更に高地へと進む事にした。