「あーっ、ひどーいっ!!
貢にぃ、ゼッタイあたしに
80点なんてとれるわけない
って思ってるんでしょ!?」
ぷぅぅーっと、思いっきり
ほっぺを膨らまして。
あたしはむくれてるのを、
最大限にアピール。
貢にぃはほんの少しだけ、
ビックリしたように目を
大きくして、
「別にそこまでは言ってないが。
あまり自信過剰になると、
本番で思わぬミスをすると――」
「やっぱ自信過剰とか
思ってんじゃん!
ひどいよ、貢にぃ〜」
「お前な……
20点も点数をあげるのは、
そんなに簡単じゃないと
言ってるだけだろう」
――きたきた。
貢にぃ、ゼッタイあたしに
80点なんてとれるわけない
って思ってるんでしょ!?」
ぷぅぅーっと、思いっきり
ほっぺを膨らまして。
あたしはむくれてるのを、
最大限にアピール。
貢にぃはほんの少しだけ、
ビックリしたように目を
大きくして、
「別にそこまでは言ってないが。
あまり自信過剰になると、
本番で思わぬミスをすると――」
「やっぱ自信過剰とか
思ってんじゃん!
ひどいよ、貢にぃ〜」
「お前な……
20点も点数をあげるのは、
そんなに簡単じゃないと
言ってるだけだろう」
――きたきた。

