あたしの行きたいとこ、連れ
てってくれるんだ?







クールでポーカーフェイスで。


ぶっきらぼうで、一見冷たそう
なのに、実は優しい。




――そんな、あたしの大好きな
貢にぃ。






貢にぃとならどこに行ったって、
きっとどうしようもないくらい
楽しいよね。




「ウン、わかった♪」



手にしたシャーペンを、クルッと
まわして。




あたしは弾む声で、そう答えた。







         ☆END☆