☆☆☆☆☆
初めて入る、パティスリー・ルナ
の厨房で。
貢にぃはあたしに説明しながら、
見とれるくらい滑らかな手つきで
ホットケーキを作ってくれた。
甘い匂いのするトロンとした生地
が、フライパンの上でキレイな
黄金色に変わっていく。
それと同時に、厨房内にもバター
と砂糖の香ばしい匂いが立ち
込めていって――なんだかもう、
それだけで幸せな気分。
――あたしはといえば。
材料を出すのをちょっと手伝った
くらいで、後はただ、真剣に
貢にぃの手並みを見つめてるだけ
だったんだけどね。
初めて入る、パティスリー・ルナ
の厨房で。
貢にぃはあたしに説明しながら、
見とれるくらい滑らかな手つきで
ホットケーキを作ってくれた。
甘い匂いのするトロンとした生地
が、フライパンの上でキレイな
黄金色に変わっていく。
それと同時に、厨房内にもバター
と砂糖の香ばしい匂いが立ち
込めていって――なんだかもう、
それだけで幸せな気分。
――あたしはといえば。
材料を出すのをちょっと手伝った
くらいで、後はただ、真剣に
貢にぃの手並みを見つめてるだけ
だったんだけどね。

