だって―――今日は、
決めてるんだもん。




『一緒にケーキを
食べたら、告白する』
――って。








――決心はした!


したけど……はうぅ〜っ、
やっぱ緊張するよぉぉぉっ!!!




こればっかりは
どーしようもない。



今さらやめようとは
思わないけど……でも
意識すればするほど、体が
ガッチガチになってく。




「なんだ?

今になって、オレの目に
さらす自信がなくなったのか?」



オロオロしてるあたしの
様子を、単にケーキを
見られるのが恥ずかしい
からだと思ったのか。


小さく笑いながら、
貢にぃがからかうように言った。