「洗って返してよ。

――てゆーかさ、美紅。

ちょっとキツいかもだけど
今日は言っちゃうけどさ」


「にゃ………?」


え、なに? 

ちょっぴりドキッとしちゃう。


「さみしいさみしいって
いっつも言ってるけど。

美紅、それを貢さんにも
言ったことある?」


「えっ。 な、ない……」


だって仕事なんだから
どーしようもないし。


言ったって、貢にぃの
メーワクになるだけじゃん……。


瞳子にもそう言ったら、
彼女はフーッと大きく
ため息をついて、


「やっぱりね。

ダメよ、そんなんじゃ!」