「わかるだろ!?妹に欲情するかも」 「恭くんキモイ!!」 「キモイってなんだよ!!」 「ホントに変なことしないでよ!?」 「わかんねぇ、するかも」 「はぁ!?恵ちゃん!!恭くんどっかに縛りつけといて!」 あたしたちの会話を聞いていた恵ちゃんはずっと苦笑いをしていた。 確かに…。 兄妹のこんな会話、苦笑いしかできないよね…。 そんなこんなでやっと学校の駐車場に到着。 「恵ちゃんありがと!じゃあね、エロ兄貴!!」 あたしは校舎に向かって走った。 遅刻なんてできない!!