あたしたちもマクドを出ることにした。 でも、マクドを出てもどこも行くとこがない。 とりあえず直樹くんにあわせるか…。 「ねぇ、どっか行きたいとこある?」 わぁ! 突然話しかけられて肩がビクッとなった。 「えっと、ない…かな」 「んー、じゃぁどかっでしゃべろっか」 「そだね」 直樹くんがニコッっと笑ったからあたしもつられてニコッと笑った。 「優ちゃんは、彼氏とかいないんだよね?」 「うん」 あたしと直樹くんは近くの公園で話すことにした。