「悪い奴じゃないと思うからさ。大丈夫だよ」 「うん」 だといいんだけどね…。 「瑞希ー!」 「拓也!」 マクドに瑞希の彼氏の拓也くんとそのお友達が来た。 拓也くんは同じ学校だけど、友達の方はこの近くの男子校の制服を着ている。 明るい茶髪で、なんだか軽い印象を与える。 「優ちゃん本物初めて見た!やっぱ可愛いー!」 拓也くんがちょっと目をキラキラさせながら言った。 ちょっと…、そんなこと言ったら瑞希が…。 「でしょー?触らせないから」