「ぜってー離すなよ」 「うん!」 遥斗があたしの手をギュッと握ったからあたしも握り返した。 花火が始まるまでまだ時間がある。 「なんか食うか?」 「うーん…。あっ!綿菓子食べたい!」 あたしは目に入った綿菓子を指さした。 「了解」 遥斗に綿菓子を買ってもらった。 「へへっ、ありがとね♪」 「ん。一口ちょうだい」 「ん?どーぞ」