「フフフ-♪」 「瑞希…怖い」 「やぁ-っと優も気づいたのね♪」 次の日の朝、瑞希に遥斗のこと好きだって言ったら、ニヤニヤと笑っている。 「んで?話しはそれだけじゃないんでしょ?」 「うん。よくわかったね」 「あったりまえでしょー!何年親友やってると思ってんの」 さすが瑞希。 「あのね…遥斗を文化祭の2日目の夜にある花火に誘うの」 「うん。誘えばいいじゃん」 誘えばいいじゃん!? そんな簡単に誘えたら瑞希にわざわざ言わないよ…。