思いついたのはもちろんあの人。 だけど次の瞬間思いつきはすぐ消えた。 担任の呼びかけに応じて 立ち上がったのはあたしの隣だったから。 あたしのなかでの勉強大好きくん。 もしかしてキミも東海林って苗字なの。 恥ずかしながら初耳。 あたしが驚いてるのもまったく知らずに 勉強大好きくんは担任と何やら話してる。 頷きながらさわやかに交わす会話。 勉強大好きくんの表情豊かなところ、 正直初めて見た。 あんまり彼とは会話を交わさないし。