「まぁ、都合つけば来いよ。一般公開だし。午後からだからさ。場所とか書いとく。夏澄、メモちょうだい」

夏澄が机から小さいメモを取りだし、一枚ぺりっとちぎって月に差し出した。

「はい。」

「さんくすー」

月はペンでさらさらと内容を書いて、私に向けた。

「これね。来てみ、おれのうまさ、わかんぞ。」

「あ、う、うん」

微妙な返事と共に、私はそのメモを受け取った。

「とか言ってさぁ、一点も決めれなかったら、月超ハズくない?」

「ばっ、そーゆープレッシャー的な事は言わないで!!」

「あはは。」

「何話てんの?」

「あ、太陽!」