「夏澄ぃー…」

ほっとした。
ほっとした分、何だか気が抜けて、変な抑揚で呼んでしまった。

「もー、ぱーこは、なんかちょっとヌケてんだから、私のフォローなくしてはやっていけないでしょ?」

「その通りです!!」

「よろしい!で、今日の英訳、ちゃんとやりました?」


…………………。


「か、夏澄さまっっ!!!!」