ドラマだけでなく、最近はドキュメンタリーでも泣くようになっていた。

映画もけっこう泣けるものが多い。

美嘉さんのかいたケータイ小説が映画化された『恋空』でも優と美嘉の別れるシーンで優の優しさと男らしさに感動してまたもや号泣した。


動物が出てくるのも弱い。

特に、ずっと可愛がっていた動物が死ぬ話なんて泣かずにはいられなかった。



学校でNに「TV見て泣くときってけっこうあるよな?」って聞いてみたところ、

「いや、そんなに泣かへん」

と、少し引きぎみで言われた。

「嘘!?」

私の親友は血も涙もないのか?

なんて心配をしてしまった。