「なぁーに!照れんなよ」



葵はニヤニヤしながら、肘で私を突っつく。




照れてないんだよ



何故か……
傷ついてるんだよ
葵……



「……あ、葵は……その……か……かの……彼女とかいるの?!」




聞けたぁぁ!!!




カシャン――




葵はフォークを床に落とした。