葵は普通にエンジンをかけ
ハンドルを握った。


最後までこっちを向くことはなく




私から離れていった




「……っウ………」



葵の馬鹿………
最後までなんなのさ…

ハッキリしてよ


葵なんか………




「……ウッ…グす……
大好きぃ……………」



葵が好きなの
………諦められないよ


葵の事を