「……恥ずかしい話でごめんね…」


「いや……別に……」


瞳さんは苦笑いをした


「瞳さんは今でも付き合ってるんですか?」


沈黙が流れる――――

そして、瞳さんは袖を捲った。


「っ…―!!?」


腕には痛々しい痣や傷


「これ…全部やられた……毎日毎日………

私……もう………葵しかいないのっ…」


瞳さんは泣き崩れた。