「……そっか、気を付けて?」


「大丈夫だよーはは!
前よりは強くなったし」



強く……ねぇ…
本当に?

今少し顔色悪い……



「優!まだ時間あるし!
ベンチに座らない?」



そう言うと優はそそくさにベンチに座る



「……――はぁ」


「何でこんな早かったの?」


「閑迎えに行こうとしたらいないんだもん………」



しょぼんとした顔で私を見る。


っ……駄目、…反則!!