「ウッ……ぁ……ぃ……うゎっぁぁん!…ズッ…ウッっ…こわ、…かった……ぁ」



葵は何回も頷き私の頭を撫でた。



葵……葵……ありがとう

助けに来てくれて
ありがとう。

優しくしてくれて
ありがとう。



「葵ぃ…ありがとう」


葵はくしゃくしゃに笑った


「どういたしまして、」