部屋から出て行こうとする祐那の手を掴んで引っ張る。 「キャッ!!」 「寂しい。行かないで… 手繋いでてよ。」 「もう。わかったょ。聡でも寂しくなるんだね…。」 ちょっとからかわれながら それでも俺は祐那に手を握っていてもらい、祐那の暖かさの中で眠りに落ちていった。