「本当?良かった。私何組かな…」 走ってきたせいで乱れた髪の毛を整えながらその子は自分の名前を探す。 「1…2…3…、あった!私3組だ!」 「うそ!私も3組だよ!?」 「そうなの?良かったー!私、知ってる人いなくて…」 「私も知ってる人いなくて、困ってたんだぁ。…あ、私は谷崎なな!!よろしく。」 「私は小石彩香!彩香でいいよ。」 可愛くニコッとした その笑顔が凄くかわいかった。 「私もななでいいよ!」