グランドからは元気な掛け声が聞こえてくる。 「おはようございます!!お願いします。」 私達に気づいた西校の部員が揃って挨拶をしてきた。 大きな挨拶にビックリしたのか先輩達は口を開けて、ポカーンとしていた。 「ありえねぇ…まじかよ……」 隣にいた先輩がボソッと呟く。 「え!?何がですか?」 先輩の言葉の意味がわからず 聞いた。