悟は私の話を全部聞き終わるとぎゅっと私を抱きしめた。 『なぁ愛。愛は誰にも必要とされてないって言うけど俺には愛が必要なんだ。愛がいないと生きていけない。生きてる証がほしいなら俺に電話しろ。すぐに愛のところに行って愛を抱きしめる。だから生きる為にリスカするなんて言うな… 頼むから自分を傷つけるな…』 悟の言葉に私はただ泣くことしかできなかった。