園部達が接戦の中、忍が秋影の元へ辿り着いた

「何、東から騎馬隊で攻めて来ただと?!して、今の状況はどうなっているんだ」

秋影の声が響き忍が答えた

「今もその場で接戦しております故、こちらも警戒を強めて下さいませ」

「連絡ご苦労。そなたは元に戻りあちらを援護してくれ」

「は!」

忍が去り秋影は立ち上がった

「皆のもの!敵は何時攻めて来るかは分からぬ。常に緊張感を持ち何時でも戦えるように待機しろ!浅波はおらぬか!?」

「秋影様何でございますか」

「君は城に戻り城の者達の確認をした後美羽を援護してくれ」

「しかしそれでは此処は・・・」

秋影は微笑み掛け
「君は僕を信用しておるのだろう?心配するな、千紫の当主として、しかと護ってみせる」

「は!了解しました」



浅波も居なくなり秋影は腰にある刀を出し刃を見つめ目を細めた







「何故なのだ」