「私、男に生まれたかったけど、 こういうときには女でよかったって思う」 「私もだよ」 うんうんと朱莉はうなずく。 「ってかさぁ、男子まだかな?」 歩たちと昼ごはん食べるって 約束したのにな・・・ 「さぁ?そのうちくるでしょ」 「そっか、そうだよね!」 私たちはそう思い、 2人で歩たちが来るのを待っていた。