「私・・・やっぱ歩の事好きかも・・・」


い、言えた・・・


「やっぱりね、そうだと思った」


「へ?」

な、なんで・・・?


「なんでやっぱりなの・・・?」


「今日の朝、秀維と言ってたの。

だって真子、歩と話してるとき

顔が真っ赤なんだもん」


え!?なにこれ・・・

私が歩としたときと

同じような会話じゃん・・・


「その話・・・私らもしたよ、

朱莉の顔が真っ赤だって・・・」