朱莉はまだ下を向いている。



「あーかーり?

大丈夫ですかね?」



だけど朱莉の反応がない。



「朱莉??」




「ねぇ・・・真子・・・

これ夢じゃないよね!?」



急に顔を上げて言う朱莉。



その顔はやっぱり・・・



「ぷっ!

朱莉・・・顔真っ赤!!」



タコみたいに真っ赤な顔だった。




「え?あ・・・

み、みないでー!!」




もっと顔が赤くなっていく朱莉。