とりあえず、俺は部屋を調べてみることにした。
不自然な点はないか、解決に近づくヒントはないか・・・
隅から隅まで、テレビの裏等も必死に調べた。
紗枝もカーペットの下を懸命に覗いている。
すると・・・・
「・・・狼谷!なんかあるで!」
そう言って紗枝が持ってきたのは、一枚の写真。
そこには中の良さそうな夫婦が写っていた。
「この夫婦がここに住んでたんかなあ」
紗枝は最もな意見を口にする。
しかし、俺は信じられなかった。
「・・・母さん、父さん・・・・?」
「え・・・?」
その写真に写っていた夫婦は、
俺の母と父にそっくりだった。
「この口元のほくろとか・・・・この服。これたしかタンスに入ってた・・・」
「じゃあ、ここに住んでいたのって・・・」
俺の・・・・・父さんと母さん?
また分からなくなった。
俺の父さんと母さんの過ごした部屋。
その部屋で、今殺人事件がおきている。
そして、それを調べているのが、俺。
この偶然には、どういう意味が・・・・?
いや、もしかしたら、仕組まれているのか・・?
先輩。
山崎先輩は、何を考えているのだろうか。
不自然な点はないか、解決に近づくヒントはないか・・・
隅から隅まで、テレビの裏等も必死に調べた。
紗枝もカーペットの下を懸命に覗いている。
すると・・・・
「・・・狼谷!なんかあるで!」
そう言って紗枝が持ってきたのは、一枚の写真。
そこには中の良さそうな夫婦が写っていた。
「この夫婦がここに住んでたんかなあ」
紗枝は最もな意見を口にする。
しかし、俺は信じられなかった。
「・・・母さん、父さん・・・・?」
「え・・・?」
その写真に写っていた夫婦は、
俺の母と父にそっくりだった。
「この口元のほくろとか・・・・この服。これたしかタンスに入ってた・・・」
「じゃあ、ここに住んでいたのって・・・」
俺の・・・・・父さんと母さん?
また分からなくなった。
俺の父さんと母さんの過ごした部屋。
その部屋で、今殺人事件がおきている。
そして、それを調べているのが、俺。
この偶然には、どういう意味が・・・・?
いや、もしかしたら、仕組まれているのか・・?
先輩。
山崎先輩は、何を考えているのだろうか。