「なんや?!そんな不満かー?言うとくけどな、お前には言いたいことが山ほどあんねん。ええか?まず今日の朝の東城くんの件やけど・・・」

隣でギャーギャー文句が聞こえるが無視。

「あ、また無視するんか?!それに対しても前から言いたかったんやけど、都合悪くなったらすぐ無視すんのはいかんと思うんよ・・・」

また母のような説教が始まる。

更にこれも無視し、見えてきた俺の家に向かって猛ダッシュ。

「あ!ちょ・・・」

ヤツは何か言いたげだったがそれすら無視し、俺は家へと入っていった。