「やった!二年連続だぁ」
水無月が睦月と笑みを零しながら歩いていた。
「俺もだよー」
背後から呟いてみた。
「わっ!長月かぁ
長月おめでとッ」
「お前もな」
「じゃ♪ラブラブな二人の邪魔しないうちに帰るわ!」
と睦月が走って言った。
「凄かったなぁー長月の伴奏♪」
水無月はしみじみというかんじに言った。
「お前の指揮も凄かったぞ!」
たわいのない会話をして、道を分かれた。
まさかこれが二人で話した最後になるなんて、俺も水無月も考えもしなかった。
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