そういや、最近水無月は睦月とは居ないな。
その代わり、というか…まぁ、いいや。
最近は皐月と居るよな。
まぁ俺も葉月と居るけどな。
あの二人うまくいってんのかな。
休み時間、聞くべく三組へ行った。
と。
「わっ、危ないι」
水無月がヨタヨタと歩いていた。
両手には重そうな荷物。
「ごめん、ぶつかった?」
「いや、別に」
「あ、良かった」
そう言ってヨタヨタと歩いて行った。
「ホントに好きなのな、水無月」
葉月がいつの間にか横に居た。
「好きだよ……なんでだろ、理由なんて特に無いのに」
「好き、なんて理屈じゃ説明出来ねぇよ」
葉月はピースした。
「葉月は上手くいってんの?」
「微妙。なんか細くて今にも切れそうな糸みたいだよι」
「そか」
葉月も頑張っちゃえば良いのに。
両想いならさ。
片想いじゃ攻めづらいだろうけどな((笑
なんだか人間関係が面倒だなと思う。
面倒だけど…大切。
とりあえず、早く水無月への気持ちをサッパリさせてぇな。
サッパリしないとイマイチ他にも支障をきたすんだよな。
早く、気持ちを整理しないとな。

