刹那の道は

た、確かに。

言われてみればありえないわ。


「いつから気が付いていたの?」

「さっき。」

「さっきって、いつよ?!」


自分がわざわざ家まで運んで来てベッドに寝かせた事と、刹那の怪我が自分じゃないとわかった事に対し、急に強気になった。

「玄関入ったらへん。」

刹那はまだ、無表情のまま答えた。