ファミレスに入った頃には 雨はすっかり止んでいた。 奈緒はメニューを開きながら あたしに何で遅刻したのかを聞いて来た。 『そう言えば、今日は何で遅れたの?敦美の家からそんな距離無くない??』 奈緒にバカにされる事を承知であたしはさっき有った事を話始めた。