熱い舌が私のカラダのラインをなぞる。







熱い舌を追いかけるように太く骨ばった指が、下へおりてくる。








「ン…そこはダメ……だって…ば……」







『えー…俺もう限界……、なぁ…ダメ?』







耳元でそっとささやきながら、おねだりする彼。








「ダメ…。


約束したじゃん……」





はぁ…。





せっかくあげた気分を盛り下げないよう、小さくため息をつく彼。





『じゃ……お願いしま〜す…』






遠慮がちにおねだりする彼。





この日、彼は私の口の中で果てた…――。