キケンな幼馴染み。

「悠くーん!遊びに来たよ!」


そう言うと、いつも悠くんが門を開けてくれた。

あの日もそうだった。


「みゅーちゃん、いらっしゃい」


大きな門をくぐるとすぐ横に階段。

シンデレラに出てくるような長い階段で、私はそれを登るたびお姫様のような気分になった。