「知ってる?雲って食べれるんだよ」

「本当!?」


悠くんの目が輝く。


「うん、だからこうやって頑張ってブランコこいでるんだ。でもなかなか雲取れないの」


それを聞いて、悠くんは黙ってブランコをこぎ始めた。