「中崎くんにも見せなきゃね!」


そう言って、ある女子が私を悠くんの前に連れて行った。

それでも悠くんは何も言わない。


「悠くん…?」


そっと見上げた。

目に入ってきたもの…

それは悠くんの真っ赤な顔。