キケンな幼馴染み。

「え……」


私の顔がみるみる熱くなる。

悠くんのように真っ赤になる。


「……」

「……」


二人はしばらくの間、何も言わず向かい合ったままだった。

その日、初めてかわいいと言われるのも悪くないと思った。