「あななたち何やってるの!?」


いきなり大きな声がした。

見ると管理者らしき人がいる。

悠くんに目をやった。


「見つかっちゃったね」


悠くんはそれだけ言って、私から離れた。

それからは何事もなかったかのように、いつもどおりの悠くんに戻った。

こうしてデートは終わった。

私の胸にざわめきを少し残して…