キケンな幼馴染み。

「…そろそろ帰んなきゃ」


ずっと置いていた手を離そうとしたときだった。

ギュッと手首を握られる。

気付くと悠くんがこっちを見ていた。


「…お見舞いに来てくれたの?みゅー…」


潤んだ瞳が私を見つめる。