「清來、俺と一緒に生活しよう。」
兄がそう言ってきた。
私は迷わず頷いた。

家は、兄が一軒家を持っていたので、私のアパートから荷物を全て兄の家に移した。
兄も重い荷物をたくさん持ってくれた。
丸1日かけてようやく完成した。
その後は疲れていたので2人で仲良く寝た。

翌日から私と兄の生活が始まった。
食事の準備や家の掃除をするのは私。
洗濯とお金の管理は兄。
その他のことは2人で協力してやることに決めた。

しかし、私は高校生、兄は大学生と両方ともまだ学生なので、結構忙しい。

私は家を8時に出て学校へ行く。
一方、兄は学校に8時半に行くので、私を送り出してから準備をして学校へ行く。