狙われし王女と秘密の騎士



突き当たりに追い詰められる。
背中に冷や汗が流れ、頭が真っ白になった。
どうしよう、どうしたらいいのか。
自分の置かれた状態に体が震えてくる。
私は震える手で背中の短剣を引き抜き、守衛らに向き合った。


「何者だ!」
「ガキじゃねぇか!」


近寄った衛兵や守衛らが拍子抜けしたのか一瞬気が抜けたように動揺が走る。


その時。


「ぐぁっあっ!」


うめき声の方を見ると、守衛のひとりが首に剣を当てられていた。


その後ろには……。