AI SIDE

成績トップクラス。

運動神経抜群。

容姿は良い。

俺は、工藤藍この春高校に入学したばっか。友達は多い方で女の子達が学年問わず寄ってたかってくる。モテる男も楽じゃないなっ!!


「「「「キャー!!藍くんカッコイイー!!」」」」

「「「「こっち向いてー!!」」」」


-ニコッ

とりあえず振り向きながら笑顔を振り撒く俺。

「「「「キャーー!」」」」


んー!アイドル扱いは癖になるなぁー
あっなんか危ない人間みたいだ。


-ガラッ

「…與なんか知らない?」

「さぁー?あいつが決めることだしさ」

「むー…」

あれは元井未音…と一緒に居るのは総一じゃん。キヨも百合さんも桜も居る。俺も交ざろー



「何の話?俺もいれて!」

「!!??」

元井がこっちを振り向いておもっくそ嫌な顔された。

「こっち来ないでよ!!」

「なんでだよっ!!」

中学上がってからずっと元井にこんな態度をとられる。
(俺の何が気に入らないんだっ!! )

「全部。」

「心読むな!!」

「はぁー?誰も心なんか読んでないし。声に出てんだよバーカ。被害妄想激しいんじゃない?うわーヤダヤダ男の被害妄想なんて。その前にあんたの心なんか読みたくないわっ!!ふんっ」

元井は長い台詞を一言で言い切った。
可愛い顔してこんの女はぁー!!

「んだと…んがっ!!」

「はーいストップ」