多少の不安は取り除けた。

私は少しホッとしてる。


遊び場に行くと
はぁくんがすぐに私を抱きしめた。
安心感で私は
ボーっとなった……


「俺以外の男に
触られんなよ………」



「うん……」



「わかってるか?」


甘いキスの合間に
かわす言葉は
荒い息で刺激的だった。



「はぁくんのこと言いたい
そしたらこんなことに
ならないのに……」


はぁくんがキスをやめて
私を抱きしめた。



「俺だって自分のかけた
願掛けが辛い時あるけど……
でもそれを破るのは
怖くてできない……
未来を大事にしたい………
他の奴らみたいに
好き勝手にやっていたら
未来を俺のものにできなくなる
かもしれないだろ?」


「あと……二年…
二年だもんね………」



「ごめんな・・・・
こんな願掛けして・・・
だけど……俺もめっちゃ辛いけど
俺以外の男が
未来を好きになるなんて…
全部俺のものなのに……」


はぁくんが嫉妬してくれるのが
新鮮だった。