最愛ダーリンの♥Sweet Kiss♥

やっと玄関に出ると
宏也が私の手を引いた。


「え?」


「送っちゃる」



正面玄関に横付けしてる
黒い大きな車


「俺んちの…とりあえず
乗っていけ。
送ってやるから。」



そう言うと私を車に
押し込んだ。




広い座席


ただの車じゃない


「家 どこらへん?」


足も痛いし
貸しをつけられたから
最後まで貸してもらうか……



  こいつは金持ちの子供だな


そんなことを考えながら
初めて乗る
高級車の乗り心地を実感していた。



「キョロキョロしたって
別におもしろいことないぞ。」



宏也は運転席と後部座席の間を
閉めてしまった。



「うわ…すごい…」

その装置に思わず声をあげた。