「まだ 未来に……
恋してるから……
たぶん…ずっと……
未来を追いかけてく……」



私は驚いて
つまずきそうになった。



「大丈夫か?」


はぁくんが私の腕をつかんだ。



「それに何?
そのリアクション・・・・」



「だって…
ほんとにビックリした。」



「わかってただろう?
ほんとは俺の気持ち
未来はわかってた……」




「かも…?くらいだよ。
瑠琉さんは?」




「とっくに別れたし…」



「うそ!?いつ!?
だってずっとずらしてたっしょ?」



「俺にもいろいろあるんだ。
おまえが先生に
夢中になってて
俺のことなんか
興味がなかっただけど。」



「あ・・・それ図星かも…」



私は笑った。