私が進路に向かって動きだしたのを
パパとママはとてもよろこんだ。


 心配かけてごめんね


だけど…
地元のK大にはいかないよ…


翔くんが最後に登りたかった山が
見える大学にいくんだ。


だからきっとまた
心配かけちゃうけど
ごめんね。



中学のあの成績で
はぁくんおっかけこの
進学校に入学してそして
そこそこやってきたおかげで
狙える位置にいることに
感謝した。


翔くんと同じ


保健体育の先生を目指そう


勉強よりも
身体を動かすことの方が
自分には合ってると思った。



花束を抱えて
次の月命日の日



翔くんの家に出かけた。